「御神酒の上がらぬ神はなし」といわれるほど、神社の祭祀に欠かせないのがお酒。 御神饌（ごしんせん）のなかでも、お酒は重要です。 日本人は古くより、自然の恵みをもたらしてくださる神様に感謝し、また翌年の豊穣を神様に祈って暮らしてきました。

そのお米を使って造られるのがお酒なのです。 手間をかけたお酒は、人が神様をもてなす最高のご馳走として古来より尊ばれてきました。 神様に捧げるお酒を「御神酒」 （おみき)と呼びます。 「御神酒」とは神様にお供えして御神霊が宿ったお酒のこと。 神様にお上げしてはじめて御神酒となり、神様が宿るありがたいお酒となります。

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